最近、子どもがめちゃくちゃ笑うようになりました。
少し前までは、
「今、笑った?」
と確認したくなるくらいだった気がします。
ところが生後9か月を迎えた最近は、明らかに笑い方が違います。ツボに入ると、
「キャハハハハ!」
と、声を出して本気で笑います。
ただ、何がそんなに面白いのかは、親にもよくわかりません。
笑いのツボがまったくわからない
僕が変な顔をすると笑う。
少し変な声を出しても笑う。
顔を近づけても笑う。
物陰から急に出てくると、大爆笑する。
大人からすると、
「そんなに面白いか?」
と思うようなことばかりです。
しかも一度ツボに入ると、同じことを何回繰り返しても笑ってくれます。
すると、こちらも調子に乗ります。
もう一回。
まだ笑う。
それなら、もう一回。
気がつけば、笑わせる側の親の方が必死です。
本当に楽しくて笑っているのかな?
あまりにも楽しそうに笑うので、ふと疑問に思いました。
これは本当に「面白い!」と思って笑っているのか。
それとも、赤ちゃんならではの反応として笑っているだけなのか。
もちろん、本人に聞いても答えてはくれません。
それでも、目を細めて、手足をバタバタさせながら声を出して笑っている姿を見ると、少なくともその瞬間はかなりご機嫌なのだと思います。
理由が何であれ、楽しそうに笑ってくれている。
親としては、それだけで十分です。
赤ちゃんを笑わせるためなら、大人は何でもする
子どもが笑ってくれると、不思議なもので、
「もう一回笑わせたい」
と思ってしまいます。
普段なら絶対にしないような変顔をしたり、変な動きをしたり、口から謎の効果音を出したり。
冷静に考えると、かなり恥ずかしいことをしています。
外では絶対にできませんし、家の中でも第三者には見せられません。
それでも、子どもが笑ってくれれば、
「よし!」
となります。
子どもの笑顔をもう一度見るために、今日も親は全力でふざけます。
育児をしている人なら、きっとわかってもらえるのではないでしょうか。
大人はいつから笑わなくなったのか
子どもを見ていて思うのが、大人になると本当に笑わなくなったということです。
仕事をして、家事をして、空いた時間にスマホを見る。
一日の中で、声を出して笑うことは意外と多くありません。
面白い動画を見ても、
「フッ」
くらいで終わります。
しかし、赤ちゃんは違います。
顔を隠して、
「ばあ!」
と言っただけで大爆笑。
同じことを5回繰り返しても、毎回ほとんど同じ熱量で笑います。
その姿を見ていると、
「人生、楽しそうだな」
と思います。
何でもない日常の中に、面白いものがある
大人になると、旅行へ行く、美味しいものを食べる、欲しかったものを買うなど、何か特別な出来事がないと「楽しい」と感じにくくなっている気がします。
一方、赤ちゃんを笑わせるのに、特別なイベントは必要ありません。
親の顔。
少し変わった音。
目の前で動くもの。
いつも遊んでいるおもちゃ。
大人にとっては何でもないものが、赤ちゃんにとっては新鮮で、面白いものなのだと思います。
赤ちゃんの世界には、何でもない日常の中にも「面白いもの」がたくさんあるのでしょう。
少しうらやましくなります。
この時間は、きっとそれほど長くない
今は、変な顔をしただけで笑ってくれます。
しかし、あと何年かしたら、
「パパ、それ何が面白いの?」
と言われる日が来るのかもしれません。
もう少し大きくなれば、こちらが必死に笑わせようとしても、完全に無視される可能性もあります。
そう考えると、しょうもないことで爆笑してくれる今の時期は、意外と貴重なのかもしれません。
育児には大変なこともたくさんあります。
泣く。
寝ない。
食べない。
思いどおりにならない。
それでも、子どもが何でもないことで楽しそうに笑っている姿を見ると、
「まあ、今日も頑張るか」
と思えます。
最近は、子どもを笑わせているつもりで、実はこちらの方が笑わせてもらっているのかもしれないなと思っています。
明日もまた、誰にも見せられない変顔をすることになりそうです。


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